ニコンD750 !定期メンテナンスに出したらセンサーに傷がついていたという怖い話・・・。

みなさんこんにちは。

ニコンのD750 を使い始めてもうすぐ4年になりますが、センサーの汚れが気になっていたので、サービスセンターでセンサーのクリーニングをしてもらう事にしました。

以前に定期メンテナンスに出してからもう2年以上が過ぎていたので、ついでにセンサーの掃除以外に定期メンテナンスを頼んでみましたが、今日カメラを受け取りに行ってみると、なんとセンサーに傷がついているとの指摘が・・・・。

今回は海外でのメンテナンスとそれにまつわる話です。

海外でのニコンのサービス状況は?

私が住んでいるドイツにはニコンのサービスセンターが全部で6つあります。本拠地は日系企業が集まっているデュッセルドルフにあるのですが、それ以外にフランクフルト、ベルリン、ハンブルク、ケルン、ドレスデン、ミュンヘンにあります。

とは言え、デュッセルドルフ以外のサービスセンターはニコンの直営ではなくて、第3者がニコンサービスセンターをやりながら、他のカメラのメンテナンス業務も扱っていると言った感じです。

まあ大都市にはしっかりサービスセンターがあるとも言えますが、全体でみると決して多くはないですね。とは言え、日本も47都道府県にあるわけでもないですから、まあこの数は妥当な所でしょうか・・?

私は以前はドレスデンに住んでいたので、ドレスデンのサービスセンターに何度かお世話になっていましたが、2年ほど前にデュッセルドルフの方に引っ越してきましたので、今回新たにデュッセルドルフのサービスセンターを使ってみようと思い電話してみました。

しかしデュセルドルフに電話したところ、なんと現在はコロナウイルスのため窓口営業は一切行っていないとの返答。メンテナンスも含め郵送での受け付けのみで、最低でも14日はかかると言われてしまいました・・これはしょうがないような気もしますが、もう店は普通に営業していますし、本店がこれで良いのか‥という気もしますね。

なのでちょっと遠いけど車で45分ぐらいの距離にあるケルンのサービスセンターに電話してみると、予約なしで3時間程度で定期メンテナンスをやってくれるとの事だったので、ケルンの方にカメラを持参する事にしました!!

デュッセルドルフ以外はあくまで独立したサービスセンター(下請け業者みたいな感じ)なので、それぞれの経営者によって対応の仕方が違うみたいですね。

定期メンテナンスの内容は?

私が今回お願いすることにした定期メンテナンスですが、値段が49ユーロで、センサーやミラー、外観の清掃に加え、オートフォーカスや露出のチェックもしてくれます。

これはたぶん日本での定期メンテナンスの内容と同じではないかと思いますね。

ちなみに日本でのニコンFマウント機の定期メンテナンスの内容は以下のようになっています。

ニコン定期メンテナンス

デジタル一眼レフカメラ 【16項目】

  1. センサー清掃
  2. ミラーBOX・ファインダー清掃
    ※分解を伴う清掃は別途お預かりの修理となります。
  3. ピント点検調整
  4. 露出精度点検
  5. AF作動精度点検
  6. スピードライト点検
  7. 液晶パネル点検
  8. 表示部点検
  9. 各端子部点検
  10. レンズマウント部点検
  11. シャッター点検
  12. アライメント測定
  13. 消費電流点検
  14. 外観清掃
  15. 作動点検
  16. ファームウェア点検

私のD750は使っていて特に問題ありませんでしたが、これまで2年以上定期メンテナンスに出していませんでしたので、センサーの清掃に加えて定期メンテナンスもお願いする事にしました!

センサーに傷があるとの指摘が・・・

さて、昨日サービスセンターにカメラを持参し、今日カメラを受け取りに行ったのですが、なんと受け取るときに、“ちょっとあなたのカメラにある問題を発見しましたよ・・・”と言われてしまいました。

そしてカメラとLED付きのルーペを渡されて、センサーに傷があるのでチェックしてみてくれとの事。

いきなりセンサーに傷と言われて焦ります。

恐る恐るルーペで傷を見てみるとそこにはなんと巨大な傷が・・!!

あきらかに何かで引っ搔いたような傷があります。それにしても大きすぎる・・。

センサーはカメラをやる人なら一番気をつかうポイントです。D750は一眼レフなので、普段はミラーが下りていますし、私はセンサーに触れた事は一度もありません。

センサーに直接触れた事があるのは、これまでお願いしてきたドレスデンのニコンサービスセンターと今回お願いしたケルンのサービスセンターだけです。なのでそこで傷がついたのではないか、という疑いが強くなります。傷も上から下に拭いて折り返した時にできたような傷に見えますし・・・。

私は一度も自分でセンサーを触った事がないとは主張しましたが、サービスセンターの担当者によると、サービスセンターの清掃の仕方で傷がつくとは考え難いとのこと。

幸い、サービスセンターのチェックでは、画質には影響がないので修理する必要はなしとの事でしたが、なんだかしっくりしません。

しかしいつ傷がついたのか証明できないので、メンテナンス料を支払って帰る事にしました。

家に帰ってから白い壁や青空を撮影してチェック

サービスセンターでは画質には影響がないとのことでしたが、一応自分でもチェックしてみます。


まずは絞りを22にしてピントを無限遠に合わせて白壁を撮影してみます。分かりやすくするためにシャープネスとコントラストを最大まで上げてみましたが、見た目ではどこに傷があるのか分かりませんでした。さらに絞りをF32まで絞っても肉眼では分かりません。

次にライトルームでセンサーの汚れを除去する時によく使うスポット可視化(センサーのゴミを見やすくする機能)という機能を用いて、チェックしてみます。

するとどうでしょうか、しっかり傷がついているのが分かりますね。ただスポット可視化した状態でこの薄さですから、それほど影響は大きくないかもしれないです。普通の白い写真ではシャープネスを最大に上げて、等倍で探せば傷がわかるかなあ、という程度でした。

絞りをF22にして見ます。大分目立ちませんが、まだはっきりとわかるレベルですね。マクロ撮影だと時々使う絞り値なだけに、ちょっと微妙な気分。

F16にすると、傷の一番深い部分がかすかに写る程度になりました。

F11でこの状態です。F11だと傷の影響はまったく受けていないと見てよさそうですね。センサーの掃除はしたばかりなですが、早速ゴミが一つありますね。まあこのぐらいは仕方ないか・・・

結局のところスポット可視化しなければわからない程度なので実用には差し支えないと見ても良さそうではありますね。

ただマクロ撮影で思いっきり絞った時に、背景の色によっては写ってしまう可能性はありそうです。

定期メンテナンスに出す直前に証拠写真をとっておくべき!

さて、先にも言ったとおりですが、この傷がいったいどのようにしてついたのか謎のままです。私が一度も触っていない以上、サービスセンターで傷がついたという疑念は捨てきれませんが、それを証明する事ができないのでこれ以上文句を言う事も出来ません。

もしかしたらセンサーの上についた塵がシャッター幕とセンサーの間に挟まって傷ができたという可能性もあるのかもしれませんが、そんな事があるとしたら、それはそれで機能上の問題な気もします・・。。

今にして思えば、定期メンテナンスに出す直前に上でチェックしたような写真を撮っておくべきだったという事ですね。そうであれば、少なくともメンテナンス前後を比較する事はできたはずです。

私が直前に撮影した写真はNDフィルターを装着してF13まで絞ったものが最大F値だったので、写真をチェックしても傷は分かりませんでした。

もしこれからサービスセンターでセンサーの掃除を頼む人がいましたら、絶対に出す前に写真を撮っておいた方が良いです!!

おわりに:今後の対処法

さてこれからについてですが、一応今センサー交換の見積もりの問い合わせをしているところです。D750は保険に加入していますので、その見積もりを保険屋に見せて保険で直せるようなら交換しようかなと思います(自己負担が50ユーロ)。

保険が降りなければそのまま使い続けて、その修理費は次のカメラを買う時に回したいと思います。

今後どうなったかは、後日この記事内で追記しますね!

後日談をアップしました!