マクロレンズの魅力!Micro Nikkor 105mm f/2.8 Gレビュー!タム9ではなくニコンを選んだ理由は?

こんにちは。

レンズの中には買ってすぐに気に入る物、それから使っていくうちに良さが分かってくる物、あまり自分に合わない物などいろいろありますが、私が買ってすぐに気に入ったレンズは今の所二つあります。ニコンの35㎜f1.8G EDとこのMicro Nikkor105㎜f2.8Gです。

このレンズを購入してからしばらく使ってみましたので、今回はそのレビューをしてみたいと思います!

Micro Nikkor 105㎜f2.8Gの特徴をざっくり紹介!

  • 焦点距離:105㎜
  • 最大絞り:f2.8
  • 最少絞り:f32
  • 最短撮影距離:0.314m
  • 最大撮影倍率:1倍
  • フィルター系:62㎜
  • 質量:750g
  • 手振れ補正:3段分
  • ナノクリスタルコート

それでは早速Micro Nikkor 105㎜f2.8G(以下長いのでニコン105㎜f2.8G)の特徴を見ていきましょう!

まずこのレンズは焦点距離が105㎜中望遠単焦点レンズとなっています。最大絞りは最大でf2.8、最小でf32までとなっていますね。

マクロレンズにもハーフマクロとかいろいろありますが、この最大撮影倍率は1倍となっています。いわゆる等倍マクロという奴ですね。これは被写体と同じ大きさをセンサー上に写すことが可能という事になります!マクロレンズ選びにおいてはどれだけ大きく写せるのかが重要となりますからここは大事なポイントです。

それから最短撮影距離は0.314mとなっています。カメラのセンサーから約31センチまで寄る事ができますね。

マクロレンズ選びにおいては同じ等倍マクロの場合だったら最短撮影距離が長い方が撮影しやすいと言われています。例えば虫をアップで撮影したい場合などそこまで近づかなくても大きく写すことができるからです。31㎝だとそこそこの距離を取って撮影できるという事になります。

それから嬉しい事にこのレンズには手ブレ補正機能が付いています。手振れ補正幅は3段分とそれほど大きくはありませんが、手持ちで撮影する時には結構助けとなりますね!

またこのレンズにはナノクリスタルコートと呼ばれるコーティングが施されています!これによって逆光耐性が上がるとされていますが、それよりも、高級レンズの証でもあるこのマークは多くのファンの所有欲を満たすものとなっていますね!

最短撮影距離比較

ニコンから発売されているMicro NIKKOR 60mm f/2.8G EDは105㎜2.8Gと同様に等倍マクロとなっています。この二つはどちらのレンズを使っても被写体を最大で同じ大きさで写すことが出来ますが、60㎜f2.8Gの場合は最短撮影距離が0.185mとなっており、同じ大きさで撮影するためにはより被写体に近づく必要があります。60㎜だとかなり寄らないと大きく写せませんが、105㎜だと少し離れても大きく写せます。

外観チェック!

では今度は外観をチェックしていきましょう。

まず大きさですが、フィルター系は62㎜となっています。ただレンズの最大径は82㎜と、結構な太さがありますね。レンズの全長はレンズキャップを外した状態でバヨネットから先端まで116㎜となっています。

マクロレンズにとっては割と重要な距離目盛もきちんとついていますし、フォーカスリングは十分な幅があります。回した感じもそこまでスカスカではありません。

側面にはマニュアルフォーカスとオートフォーカスを切り替えるボタン、オートフォーカスの距離を切り替えるボタン、そして手振れ補正をオン・オフするボタンが付いています。

マクロ撮影をしないときはオートフォーカスの距離を∞~0.5mに切り替える事でより素早いオートフォーカスが可能となっているようですね。

付属のレンズフードを装着するとこんな感じです。結構でかいですね。最短撮影距離が約31㎝となっていますから、ぎりぎりまで被写体に近づくとレンズフードと被写体がほとんど接触するぐらいになります。ファインダーを覗いて撮影する場合は近づきすぎてレンズフードを被写体にぶつけないように注意が必要です。

使用レビュー!

花がきれいに撮れる!

マクロレンズですから花のアップなどが得意ですね。この写真は絞りF4.5 (実効F値)で撮影しましたが、ボケがきれいなので、花をふんわりした印象で仕上げることが出来ます。

こちらはF8まで絞りましたが、絞るとさらにくっきりと写すことが出来ますね!

近所の八重桜の蕾を手持ちでマクロ撮影しました。F8まで絞って撮影していますが、寄っているのでボケの量は多いですね。この時は被写体ブレしないようにシャッタースピードを1/200秒で撮影していますが、手持ちので撮影では手振れ補正が活きる場面も多そうです。

ブログ用の物撮りでも大活躍

このレンズはこのブログ用の写真を撮るのに大活躍しています。上の写真は露出補正の話をする時の例として撮影した写真になりますが、黒の質感もなかなか良いですね。絞りはF8でピントはZoomの文字に合わせてあります。

こちらはシャッタースピードと絞りの例として使用した写真になります。絞り開放で撮影してみました(実効F値3.0)。ニコンはこのレンズの特徴として、ピント面の鮮明な写りとやわらかなボケ味が魅力の望遠マイクロレンズと謳っていますが、本当にボケは柔らかくてきれいですね。たんなるグラスの写真でもなんとなくいい感じになってしまうところがこのレンズの魅力ではないでしょうか。

ポートレートにも使いやすい!

私はこのマクロレンズをポートレート撮影でも良く使います。プライベートな写真が多いので掲載は控えますが、焦点距離が105㎜となっているためF2.8でも結構ボケますし、十分主力として使えます。割とコントラストが高めで濃い目の発色になるなあと言うのが個人的な印象です。

私はポートレート撮影では85㎜f1.8も良く使用しますが、いつもどちらを使おうか迷いますね・・。ただ85㎜f1.8は全く寄る事ができないレンズなので、105㎜f2.8の方が様々な場面で対応できます。

風景撮影でも使える!

マクロレンズは風景撮影でも普通に使う事が出来ます。上の写真はケルン大聖堂とライン川を撮影した写真になりますが、やはりズームレンズと比べて単焦点レンズなので良い写りをしてくれます(この日はちょっと全体的に靄がかかっていましたので、そこまでくっきりは写りませんでした。)。

オートフォーカスはどう?

気になるオートフォーカス(AF)ですが、遠景を撮影する場合はスピードにも精度にも問題ないですね。しかしマクロ撮影する場合は、そこまで使い物にならない・・、というのが正直な感想です。AFは結構前後に行ったり来たりと迷います。まあマクロの場合は三脚に固定してライブビューで拡大しマニュアルフォーカスでピント合わせしますから特に不便はないのですが、気になったポイントとして書いておこうと思います。

タム9ではなくてニコンを選んだ理由は?

マクロレンズはNikonからは60㎜とこの105㎜が販売されていますが、タムロンからはタム9(TAMRON 単SP90mm F2.8 Di MACRO 1:1 VC USD)と呼ばれる非常に評判の良いレンズが発売されていますね。

マクロレンズの購入においては、タムロンの方が設計も新しいですし、値段も安いですからどちらを購入するかかなり迷いました。

しかし私はすでにニコン85㎜f1.8、それからソニーのα6000用にもSigma60㎜f2.8(フルサイズ換算90㎜)と似たような焦点距離のレンズを二つ持参していましたので、最終的にはできるだけ焦点距離が離れているニコンの105㎜f2.8の方が良いのではないかと思い、105㎜を選択しました。

後は単焦点はニコンのF1.8 シリーズを4本(20㎜、35㎜、50㎜、85㎜)揃えていたので、これに買い足すなら同じニコンの105㎜にしたいという思いも少しありました。ズームレンズはタムロンシグマをずっと使っていますし、特にニコンにこだわっていたわけではないんですが、この時ばかりはどうせなら単焦点はニコンでそろえるか、みたいな気分になりましたね・・。先にも書きましたが、焦点距離のつながりも20㎜から105㎜までと良くなりますので。

とは言っても新品だと高すぎるので、ニコン105㎜は中古で購入しました。丁度良い時期に良さげな中古品がなかったらタムロンの新品にしていたと思います。

ミラーレスカメラへの乗り換えで良い中古が手に入るかも?

このレンズは新品で購入すると10万円ぐらいするところが多いですが、ミラーレスカメラへ移行する人も増えており、Fマウントレンズは今後中古市場での値が下がってくる可能性が多いにありますね。

実際私も中古で500ユーロ以下で購入しました。マクロレンズは室内で使う人が多いうえに、人によっては使う頻度がそれほど高くない場合も多いですから、中古でも状態の良いレンズは手に入りやすいと思います。

このレンズに興味のある人がいたら、一度中古市場を覗いてみるのも良いと思います!

おわりに

今回は私のお気に入りのレンズの一つであるニコン105㎜f2.8を紹介しました。

このレンズを購入してから、天気が悪い日には家の中で花や物を撮影したりして遊ぶことができるようになりました!

このレンズに限らずマクロレンズ!おすすめですよ!