2020年!ソニーα6000とシグマ単焦点レンズとの組み合わせはコスパ最強!本気での風景撮影にも十分!

2014年にソニーからミラーレスカメラα6000が発売されてから、約5年が経ちましたが、その間このα6000シリーズも大分充実して、今ではα6100、α6300(すでにソニーストアでは販売しておらず)、α6400、α6500、α6600と多くの後継機種が発売されていますね。

当然新しい機種のほうが使いやすい機能が多く追加されているわけですが、その分値段もどんどん高くなっています。初代のα6000がレンズ付きで約55000円で手に入るのに比べて最新機種は約16万円ですからね。

これはソニーの高級コンデジであるRX100シリーズにも言える事なのですが、ソニーは新しい機種を古い機種と置き換えるのではなく、新しい機種を別な値段設定でラインナップに加えることで、これまでの機種も低価格で販売し続けています

これからミラーレスカメラを導入するにあたり、いったいどの機種を選べばよいのか迷う人も多いと思いますが、今回は私がすでに4年間使用してきた初代α6000が今でも十分に主力として使える理由、それから使用感などについて語ってみたいと思います。

α6000の画質は十分!後継機ともほとんど変わらず!

まず一番重要な画質の面に関してですが、α6000は約2430万画素のAPSCサイズのセンサーを搭載しています。

APSCセンサーのサイズは確かにフルサイズのセンサーと比べれば劣るとされていますが、ボケを多用したり、高感度を多用するという事がなければ、写真を見て違いを当てられるほど大きくはなく、性能としては十分です。

私の実際に使用してきた印象ですが、α6000の画質は高感度さえ多用しなければ十分に作品撮りにも対応できる画質だと思っています。

そしてこの画質に関してですが、α6000と後継機とはほとんど差がありません。後継機は主にオートフォーカスの性能や録画の性能、それからボディ内手振れ補正などの点で強化されていますが、センサーに関してはほとんど同じだからです。なので画質に関して言えば低価格なα6000が一番コストパフォーマンスが高いと言えますね。

高感度には強くないので注意!
ただし暗い室内や夜景撮影などで、高感度を多用すると、すぐにディテールが失われてしまいます。ノイズを処理するために、塗り絵のような絵になってしまうんですよね。あくまで感覚的な話ではありますが、ISO800あたりからその傾向が強くなってきます。なので室内での撮影はストロボを使い、夜景撮影では三脚を使うなどして、できるだけISOは低く抑えておく必要があります。

対応するレンズの数が豊富!

実は私がNikonのD750 を購入した2016年の時点では、ソニーはフルサイズ開発に力を入れており、α6000シリーズはちょっと取り残された感じがありました。新たに登場するレンズはフルサイズのものばかりで、APSCのレンズは一応一通りそろっているものの、値段の高いものばかりで今後充実する気配は全くない。

そんなことから、APSCのレンズを増やすよりもさっさとフルサイズに行った方が良いだろうと思って、NikonのD750を購入したわけですが、その状況も嬉しいことにすっかり変わりました。

今ではα6000シリーズの後継機は数多く出され、それに伴い新たな標準ズームレンズとしてSEL18・135f3.5-5.6SEL16-55f2.8 なども発売されたり、さらにはシグマからもソニーAPSC専用の単焦点レンズ(コンテンポラリーシリーズ)が発売されるなど、一つのシステムとしても十分に魅力のある状況になりました。(さらに中国製や韓国製のマニュアル単焦点レンズが豊富に発売されています。)

使用感レビュー!!

軽くて持ち運びしやすい!

さてさっそく使用感のレビューをしたいと思いますが、私が気に入っているのはα6000が非常に軽いという点です。カメラボディの重さはなんと285グラムしからありません。これは本当に軽くて良いですよ。ちなみに最新のα6600は機能が追加された分、重さも418グラムと大分増えています。少しでも軽さを優先したいなら初代α6000を選ぶ理由にはなるでしょう。

持ち運びは使うレンズによって異なりますが、付属で付いてくるキットレンズならば116gと軽量でさらに小さいので、非常に機動力の高い組み合わせになると思います。

操作性は正直値段相応・・・

これは慣れの問題もあると思いますが、ボタンの多いNikonのD750に比べるとカメラの操作性はあまり良くありません。とは言ってもα6000しか使っていなかった時はそんなもんだと思って使っていましたので、そこまで気にはなりませんでしたが・・。カメラはボディが大きければ持ち運びは大変になりますが、その分ボタン回りのスペースに余裕が出来て操作性も上がります。このカメラは小型軽量が売りなので、そういった操作性が犠牲になるのは仕方ないですね。

ここは注意が必要!
α6000は背面のダイヤルが非常に敏感なために、撮影中に勝手に回ってしまいます。絞り優先モードで撮影していると、背面ダイヤルにも絞りが操作が割り当てられるのですが、これが撮影している間にどんどん変わってしまいます。f8に設定したと思ったら、いつの間にかf5.6 に代わっていたりするのでこれだけは要注意です。これは最新機種では多少は改善されているみたいですね・・。

α6000+シグマ単焦点はコスパ最強の組み合わせ!

最初のミラーレス一眼を買うにあたって、どのようなレンズを買うのか相当迷いましたが、私は散々迷ったあげく、キットレンズは買わずにα6000のボディーとシグマ30㎜f2.8を買いました。

単焦点レンズを選んだ理由は、単純に画質を優先したためです。キットレンズの画質の評判はいまいちとされていましたし、他のズームレンズも値段の割にそれほど大した事がないとの評判だったので単焦点レンズに決めました。それに加えて単焦点レンズで撮った方が上達が早いという意見にも後押しされました。

最初の数か月は30㎜のレンズ一本でいろいろと撮影していましたが、フルサイズ換算で45㎜相当の画角では狭いと感じる場面も多く、次にシグマ19㎜f2.8を購入。そしてさらに60㎜f2.8を買い足しました。

これらのレンズは3本買っても約5万円と非常にお買い得で、さらに広角、標準、中望遠の画角が手に入りますので、一通り撮影できるようになります。

私は一年以上この3本の単焦点レンズだけで撮影しましたが、3本のレンズを交換しながら撮影するスタイルは本当に楽しかったですね。冬場はレンズをコートのポケットに1本ずつ入れて、カメラは首からぶら下げていましたが、そんな使い方をしていたのでレンズの周りはかなり傷だらけですが・・。

ちなみにこのレンズですが、黒はほとんど傷がつかないのにシルバーはすぐに傷がつきます。売る可能性を考えるのであればシルバーは買わない方がよいですね。

シグマ30㎜f2.8

私がこの3本の中で最も使いやすいのはやはり標準域の画角である30㎜f2.8になります。あまり被写体に寄れないという欠点はありますが。フルサイズ換算で45㎜に相当するこの画角は、狭すぎず、かつ画面をすっきりと整理しやすいので本当に使いやすいです。F値は2.8とそれほどボケを活かした写真を撮る事はできませんが、人物撮影では背景がどこだかわかる感じでぼかすことは十分に可能です。

α6000+Sigma30mmf2.8 プラハ城とカレル橋

シグマ19㎜f2.8

正直なところ、写りはこの3本の中では一番良くないレンズですが、フルサイズ換算で28㎜という画角は風景でもスナップでも非常に使いやすいので、出番が多いレンズとなっています。特に散歩や旅行中に大活躍するレンズです。

α6000+Sigma19mmf2.8 エルベ川から見るドレスデンの景色
α6000+Sigma19mf2.8 ヴァッカーバルト城
最近では同じくシグマからコンテンポラリーシリーズとしてSigma16mmf1.4が発売されています。こちらはフルサイズ換算で24㎜ともう少し広角となりますが、写りが良いと評判ですので、風景撮影を重視し、かつ予算があれば広角側は19㎜f2.8ではなくて16㎜f1.4にするのも良いかもしれないですね。

シグマ60㎜f2.8

実はこのレンズを購入するにあたってソニーの神レンズと呼ばれている、SEL50㎜f1.8とのものすごく迷いましたが、結局他の2本とそろえたくてシグマ60㎜f2.8を購入しました。このレンズの画質は今発売されているソニーEマウントのAPSC用のレンズとしては最もシャープな部類に入り、写りには文句がありません。

ただフルサイズ換算で90㎜となる画角は、意外と使いづらく出番はあまり多くありません・・。また手振れ補正がついていませんので、暗い場所での撮影にはあんまり向いていません。・・。


α6000+Sigma60mmf2.8 モーリッツブルク城
α6000+Sigma60mmf2.8 夕日とポピー
このレンズの写りは凄く気に入っていますが、今ではシグマから56㎜f1.4というレンズも発売されますね。こちらも写りが良いと評判ですが、F値が1.4となっていることで、60㎜f2.8と比べてさらに大きなボケを得ることが出来ます。少し値段は高くなりますが、56㎜f1.4の方がポートレート撮影にも対応していますから、今新しく買うならこちらを買いたいところですね。

おわりに

約4年間使用してきたα6000+シグマ単焦点レンズの感想をざっとまとめてみましたが、発売から時間が経って値段が下がってきたこともあり、コスパを考えればこれは良い組み合わせだなあ、と自分でも思います。特に動く被写体を撮らない風景撮影においては本当に良い組み合わせだと言えますね。

ただα6000の機動力を最大限に生かすためにはキットレンズは一緒に購入しておくべきだと思います。キットレンズで気軽な撮影、ちょっと本気になった時は単焦点レンズでと使い分けができますからね。私はこのキッドレンズを買わなかった事を今でも多少後悔していますね・・。もしかしたら中古で買うかもしれません。※その後本当に中古でキットレンズを購入しました!

今ではこのカメラはサブとしてしか使っていませんが、最初のカメラとしては本当におすすめの一台です。