こんにちは。
ソニーのα6000を使い始めてもう4年半になりますが、最近になってようやくキットレンズであるSEL16-50㎜を中古で買い足すなど、ニコンD750のサブ機として今でも良く使っています。
さてα6000が発売されてから約5年、α6000シリーズ用のレンズもたくさん発売されてきましたので、整理する意味合いも込めて、おすすめレンズをチェックして見ようと思います。
目次
ソニーα6000シリーズはEマウントのAPS-Cカメラ
ソニーのα6000シリーズはソニーのEマウントを採用していますね。ソニーにはAマウントもありますから、買う場合はEマウント用と表示されたものを買う必要があります。
またEマウントにはα7シリーズなどのフルサイズに対応しているレンズ(FEレンズ)と、α6000などのAPS-Cサイズのカメラに対応しているAPSC専用レンズ(Eレンズ)がありますが、α6000シリーズではどちらのレンズも使う事が出来ます。
今ではフルサイズ用のEマウントレンズ(FEレンズ)もたくさん発売されていますが、今回はAPS-Cカメラであるα6000シリーズ専用レンズに限定してチェックしていきたいと思います!
超広角レンズ
サムヤン12㎜f2.0
ソニーαシリーズの超広角レンズとして最も魅力的なのがこのサムヤン12㎜f2.0になります。フルサイズに換算すると18㎜になるこのレンズの特徴としては、オートフォーカスができないという点が挙げられます。写真を撮るときはマニュアルフォーカスでピントを合わせなければいけません・・・。
しかし超広角レンズはピントの合う範囲が非常に広いため、スナップ写真などではF8ぐらいまで絞るとほとんどの範囲でピントが合いますので、ピントをマニュアルで合わせる事はそれほど難しくはありません。
このレンズにはその欠点を補う魅力が沢山あります。
その一つはF2.0と明るい事です。F値が小さいために、超広角レンズにも関わらず背景をぼかした写真を撮る事も可能ですし、さらに天の川の撮影をすることも可能となります。
描写力は単焦点レンズと言うだけあってズームレンズよりも優れた写りとなっています。
さらに重量も250gと非常に軽量で、値段も3万円代と割と手ごろなのが魅力的ですね。
おすすめ度:★★★★★
- 風景撮影をする人
- 天の川の撮影にも挑戦したい人
- 画質を優先する人
ソニー E 10-18mm F4 OSS
ソニーから発売されている広角ズームレンズになります。
魅力的なのは10~18㎜(フルサイズ換算で15~約28㎜)までの焦点距離をカバーしている点。F値はF4からとやや暗いですが、幅広い焦点距離は特に旅行では威力を発揮してくれると思います。さらに手振れ補正機能も搭載している点は心強いですね。
画質に関しては、ズームレンズであるためさすがに単焦点レンズに劣りますが、文句なしとの評判。一方で固体による画質差が結構あるとのレビューもあちこちで見られますので、こればかりは買ってみるまでは分かりませんね・・。
重さはなんとズームレンズでありながら225gと超軽量と非常に魅力的です。これも旅行で使いたい理由の一つですね。しかし値段は6万円以上と決して安くはありません!
おすすめ度:★★★★☆
- 旅行で超広角レンズを使いたい人
- 風景撮影を良くする人(ただし天の川を撮影しない人)
広角レンズ
シグマ 16mm F1.4 DC DN
こちらはシグマから新たに発売されたF1.4シリーズの一本。ArtシリーズではなくてContemporaryシリーズに分類されているにも関わらず、画質が非常に良いと評判!
16㎜という画角はフルサイズで24㎜に相当するので、風景撮影を良くする人にとっては十分に主力レンズとなってくれることでしょう。
大きな特徴はやはり開放F値がF1.4 と非常に明るい事。手振れ補正はついていませんが、明るいこのレンズはシャッタースピードを稼ぐことが出来ます。さらにF1.4という事で背景をぼかすことが可能。広角でぼかすことができる特性からビデオブロガーなど動画を撮影する人から高い評価を得ていますね。
重さは405gとそこまで軽くはないですが、開放F値がF1.4にもかかわらず5万円以下で買う事ができるのは十分魅力的!
おすすめ度:★★★★★
- 風景撮影で最高の画質が欲しい人
- 広角でもボケを活かした撮影がしたい人
- 動画を良く撮る人
シグマ19㎜ f2.8 DN
シグマから早い段階に発売されましたArtシリーズの広角側にあたる19㎜f2.8DNは私も長い間使ってきたレンズです。
Eマウント用のArtシリーズの3本の中では特に写りに優れているわけではないですが、このレンズは重さが150gと非常に軽量、さらにフルサイズ換算で約28㎜に相当する画角はスナップ撮影で使いやすいです。
F2.8 と背景をぼかすには中途半端ですが、開放F値を抑えた事で値段も2万円以下と非常に手ごろになっています。
※現在生産中止との噂があり、新品での購入価格が上がっているようなので注意が必要です。
おすすめ度:★★★☆☆
- スナップ写真を気軽に撮りたい人
- 風景写真を撮りたい人
- 価格は抑えたいけれど画質に妥協したくない人
標準レンズ
ソニー E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS
発売当初から何かと評判が悪かったこのレンズ。カメラ側での補正を前提として作られているので、補正しないと周辺が流れているとかいろいろ言われていますが、私個人的には最初に持つべき一本だと思っています。
なにせ最大の魅力は16㎜~50㎜(フルサイズ換算で24㎜~75㎜)までという絶妙な画角のズームレンズでありながら116gと非常に軽量な所です。
まさに小型軽量のα6000シリーズにぴったりのレンズだと思います。私はキットレンズであるこのレンズを買わずに後悔しましたが、ついに4年の時を経て中古購入しました!!
もちろん画質とかはそこそこですが、別にそんなに画質が必要じゃない場合だってあります。そんな時にはこれを使って、勝負どころでは単焦点レンズを使うというのが私のおすすめスタイルです。せっかくレンズ交換式カメラを買うのであれば、ぜひともレンズ交換して楽しみたいところです!
さらに電動ズームもついていますので動画を撮るのにも向いています。とにかくカメラとセットで買うと1万円ぐらいなので買って損なし!
おすすめ度:★★★★☆
- 最初にα6000シリーズのカメラを買う人
- 気軽に持ち運びしたい人
- 動画を撮る人
ソニー E PZ 18-105mm F4 G OSS
このレンズの魅力は18㎜~105㎜までと5倍以上ズームができるのに絞りが全域でF4からとなっている点ですね。
写りもキットレンズよりもレベルアップしており、キットレンズからのステップアップを図りたい人や、望遠域も含めて1本で済ませたい人に向いているレンズだと思います。
さらにこのレンズは電動ズーム式となっており、動画を撮る人達にとっては非常に評判が高いですね。
難点は427gと標準ズームとしては重くて大きな部類に入るところでしょうか。427gはフルサイズのレンズと比べるとかなり軽い部類に入るともいえますが、α6000シリーズの身軽さがいくらか損なわれてしまう事にもなりますね。
おすすめ度:★★★★☆
- 動画をたくさん撮る人
- 多くの場面をこの1本で済ませたい人
- 便利なズームも欲しいけれど画質にもこだわりたい人
ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS
ソニーから16-55f2.8が発売されるまでは標準ズームレンズの中で最も高価だったのがこの一本。焦点距離16~70㎜(フルサイズ換算24㎜~105㎜)のF4通しのこのレンズはカールツァイス製で、所有欲をそそります。
しかし肝心の写りは他のズームレンズと比べると確かに良いが値段ほどの差があるわけではない、とも言われており、5万円代で購入できるF4通しの18-105㎜との購入で迷う人が多いレンズとなっています。
しかしこのレンズにも魅力はあります。なんといってもそれは308gと小型で軽量な事。これとα6000シリーズの見た目とバランスは非常に美しいです。小型軽量を生かして旅行でも大活躍してくれること間違いなしでしょう。
予算に問題なければ買って間違いなしのレンズですが、そうも言ってられないのが現実ですね・・。これで6万円ぐらいだったら買いなのですが・・。
おすすめ度:★★★☆☆
- 旅行先で小型軽量のF4ズームレンズが欲しい人
- 画質を少しでも優先したい人
- 動画よりも写真を多くとる人
ソニー E 18-135mm F3.5-5.6 OSS
ソニーの標準ズームレンズの中では割と後から登場したこのレンズ。その最大の特徴は焦点距離が18~135㎜(フルサイズで約28㎜~約210㎜)とかなり伸びたことです。開放F値こそ、望遠端で5.6と暗くなっていますが、そのおかげで325gと小型軽量を実現しています。
画質に関しても、新しいレンズだけあった評判が良く、F4通しのズームレンズである18-105㎜に決して劣らないと評判です。
魅力はなんといっても焦点距離が伸びた事でしょう。これ一本あればたいていの場面は撮影できるので非常に便利な一本となっていますね。そして値段も5万円代とそこそこ手頃な価格帯をキープしておりバランスの優れた一本となっています。
おすすめ度:★★★★★
- 便利な旅行ズームレンズが一本ほしい人。
- 望遠側を良く使う人
- 動画よりは写真を多く撮る人
シグマ 30mm F1.4 DC DN
シグマからArtシリーズの単焦点の後に発売されたContemporaryシリーズになります。Contemporaryシリーズの中では一番最初に発売された事もあり、画質面では後から発売された16㎜や56㎜程ではないと評判ですが、それでもフルサイズ換算約52㎜相当の画角でF1.4が使えるのは魅力的ですね。
ポートレートなどでもボケを活かした撮影を可能としてくれるのがこのレンズです。重さは265gとArtシリーズと比べると重くなっているものの、α6000シリーズに装着した時のバランスは良いでしょう。価格が3万円代なのも非常に魅力的です。
ズームレンズに合わせる最初の単焦点レンズとして非常におすすめです。
おすすめ度:★★★★★
- ボケを活かした撮影をしてみたい。
- ポートレートを撮ってみたい。
シグマ 30㎜ F2.8 DN
私が一番最初に購入したのがこのレンズになりますが、Artレンズの名にふさわしく、非常に良い写りをしてくれます。F値はF2.8と暗いですので、ボケ量はそこそこですが重さが140gと非常に軽いのが魅力。フルサイズ換算で45㎜と使い勝手が良く、軽さと合わせてスナップ写真でも使えます。
写りはArtシリーズというだけあって、文句なし。ズームレンズとは一味違う解像感が味わえます。
最大の魅力は何と言っても2万円を切る価格で購入できるという点です。予算は抑えたいけど画質では妥協したくない人におすすめのレンズです。
※現在在庫が少なくなっているために、新品価格が上がっていますので注意!
おすすめ度:★★★★☆
- 小型軽量な標準単焦点レンズを探している人
- 予算を抑えたいけれど画質には妥協したくない人
- 風景撮影が中心の人
ソニー E 35mm F1.8 OSS
標準単焦点レンズはソニーからも発売されています。焦点距離は35㎜とシグマから発売されているよりもすこし長くなっており、フルサイズに換算すると約52㎜になります。個人的には35㎜よりも30㎜の方が画角が広い分使いやすいと感じる場面は多いと思いますが、このレンズの最大の特徴はなんといっても手振れ補正がついているという所です。
ソニーのα6000シリーズはAPS-Cサイズのセンサーを搭載しているという事もあり、そこまで高感度耐性が高いわけではありませんから、手振れ補正が付いたことによってシャッタースピードを遅くできるのは大きな魅力ですね。さらにF値もF1.8と十分ボケを生かした撮影も可能となります。
値段は純正ということもありソニーストアで4万円強と、そこそこしますが、145gと軽量化も実現しており、標準単焦点レンズとしては魅力的ですね。
似たような価格帯であればシグマのF1.4 の明るさを選択するかnこのレンズの手振れ補正を選択するか迷う所です。
おすすめ度:★★★★☆
- 手振れ補正機能が欲しい人
- 純正レンズが好きな人
ソニー E 16-55mm F2.8
このレンズの登場を待ちわびていた人も多いのではないでしょうか。α6000シリーズに待望のF2.8通しのズームレンズが登場しました。まさにこれが最大の特徴と言ってもよいでしょうが、手振れ補正を搭載しなかったのは個人的には残念ですが、そのおかげで494gと比較的小型化を実現しています。
画質に関してもすべての焦点距離において単焦点レンズに匹敵する描写力を備えていると評判で、最高の画質をこのレンズ1本で済ませたい人にとっては魅力的な選択肢となるでしょう。
ただしその分値段もかなりお高くなっていますね。現在ソニーストアで約14万円弱と、簡単に手が出せる金額ではありません。また手振れ補正がついていないので、α6000シリーズでボディ内手振れ補正がついていない機種を使用している人にとっては手が出しずらいかもしれません。
それからこのレンズはF2.8通しではあるんですが、APS-CサイズのカメラでのF2.8はそこまでボケは大きくありません。ボケが欲しい人はF値の低い単焦点レンズの方が向いていると思います。
おすすめ度:★★★★☆
- 最高の画質を一本のレンズで済ませたい人!
- ボディ内手振れ補正付きのカメラを使用している人
タムロン 17-70㎜ F2.8 F2.8 Di III-A VC RXD

タムロンから2020年12月に発表されたソニーEマウント、APS-Cカメラ専用の標準ズームレンズになります。
まずこのレンズの最大の特徴はF値がズーム全域でF2.8となっている事です。これはソニーのE 16-55mm F2.8と同様ですが、違うのはそのズーム域。広角端こそ、17㎜と1㎜減っていますが、その分望遠端が70㎜まで伸びました。これはフルサイズに換算すると26㎜から105㎜の画角に対応します。
ほぼ5倍ズームレンズでF2.8 通しというのはこれまでありませんでしたから、これはかなり革命的なレンズとなりますね。
これ一本持っておけば本当に間違いないと言っても過言ではないでしょう。
ただし、焦点距離を長くしたことでその分大きく重くなっています。重さは525gと標準ズームの中でも最重量!とは言え、フルサイズのズームレンズと比べると明らかに軽いですから、個人的には十分許容範囲ではないかと思います。
また嬉しい事にこのレンズはレンズ内手振れ補正も搭載しています!!ソニーのE 16-55mm F2.8には搭載されていませんから、この点でも魅力的ですね。
気になるお値段ですが、希望小売価格が9万8000円となっています。一年ぐらいたって1から2万円値段が下がったら非常にお買い得なレンズですね。
発売は2021年1月14日となっています。描写力に関する評価はそれ以降という事になりますね。
タムロンはソニーEマウントフルサイズ用にもズームレンズを出していますが、それらはどれも評価が高いですから、このレンズも非常に楽しみですね。それらに劣らない描写を実現しているのであれば、かなりおすすめの一本となりそうです!
おすすめ度:発売後に公開予定
中望遠レンズ
ソニー E 50mm F1.8 OSS
この50㎜f1.8のレンズは低価格を実現していながら、写りも良いとのことで早い段階から人気となった一本ですね。
50㎜(フルサイズ換算75㎜)の画角は、ポートレート撮影でも大活躍し、F1.8 という事で背景をきれいにぼかす事も可能です。
重さも202gと軽量ながら、手振れ補正機能を搭載しているが魅力的な一本!
“買い”の一本ですが、後から登場したシグマの56㎜F1.4 と非常に迷ってしまいますね・・。
おすすめ度:★★★★☆
- ボケを生かしたポートレート撮影がしたい人
- 手振れ補正機能が必要な人
シグマ 56mm F1.4 DC DN
シグマのContemporaryシリーズの中で最も新しいのがこのレンズ。新しく作られたレンズだけあって、その画質はすばらしいとの評判です。さらにフルサイズ換算で約85㎜の画角に匹敵するこのレンズは正にポートレートのために設計されたと見て良いでしょう。F値F1.4を実現しており、背景をぼかしたポートレートを撮るならば最高の一本です。
重さは280gとなっており、価格も4万円強と他のレンズと比べて安くはありませんが、F1.4である事を考えればお買い得な一本と言えるでしょう!ただし手振れ補正機能はついていません。
おすすめ度:★★★★★
- α6000シリーズで最高のボケ量を体験したい人
- ポートレートを撮りたい人
シグマ 60mm F2.8 DN
私が現在最も良く使っているのがこのレンズになります。60㎜f2.8とボケ量はそれほどではないものの、解放から非常にシャープな写りをしており、解像感だけで言えば、α6000シリーズ用のレンズの中では最もシャープな部類に入るでしょう。
繰り返しになりますが、せっかくポートレートに適した画角でありながら、F値が2.8までしかないのは少し残念なところ。
しかし価格も2万円以下と非常に安いので、ポートレートでもボケをそれほど必要としないのであればまったく問題なしです(適度にぼけます)。それ以外に風景撮影等で使うのであれば今でも十分に主力となれるレンズです!
ちなみに私はこのブログで書いた機材レビューの写真を良くこのレンズで撮っています。
おすすめ度:★★★★☆
- ポートレートでボケをそこまで重視しない人
- 予算は押さえたいけれど画質には一切妥協したくない人
望遠レンズ
ソニー E 55-210mm F4.5-6.3 OSS
最近まではα6000用の望遠レンズと言えばこれ一択でしたね。私も一時期所有していたレンズですが、最初に買う望遠レンズとしては価格も抑えられており、良い一本だと思います。
フルサイズ換算で約315㎜までズームできるので、運動会や遠くにいるお子さんを撮影したいのであれば良い選択になると思います。ソニー製ということレンズ内手振れ補正機能を使う事ができるのもポイントが高いですね。
重さも345gと望遠レンズなのに軽く、α6000シリーズの小さなボディに非常に合っていると思います。さらに価格も3万円弱に抑えられているので望遠が必要であれば、買って損はない一本だと思います。
私は望遠はあまり使わないので手放しました・・。
おすすめ度:★★★★☆
- 運動会など、子供を遠くから撮影したい人
- 望遠レンズをとりあえず一本持っておきたい人
ソニー E 70-350mm F4.5-6.3 OSS
α6000シリーズ専用の望遠レンズは、長い間上の55-210㎜だけでしたが、最近登場したのがこのレンズです。このレンズの特徴はなんといっても望遠端が350㎜まで伸びた事。これは望遠域を必要とする人にとっては非常に嬉しいですね。
値段は8万円代と決して安くはなく重さも625gとα6000シリーズに装着するには結構大きめ。
それでもフルサイズ用のSEL70-200F4の重さ840gと比べると、やっぱりAPS-Cサイズ専用と言うだけあって軽量だと言えますね。
開放F値はF4.5 ~F6.3と暗めですが、レンズ内手振れ補正機能がついていますし、新しいレンズなだけあって画質も良いと評判ですね。
なにより飛行機や野生動物を撮影したい人にとっては魅力的な選択肢となりました!
おすすめ度:★★★★☆
- 飛行機や野生動物などの撮影をしたい人
個人的なおすすめセットは?
こうしてみるとソニーのα6000シリーズにも大分レンズが増えてきましたね。
私のおすすめスタイルは標準ズームレンズ一本に単焦点レンズを加えるスタイルです。
キットレンズ( 16-50mm F3.5-5.6 )+シグマF2.8 単焦点シリーズ
私自身はキットレンズであるソニー E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSに加えて、シグマのArtシリーズの単焦点レンズ19㎜f2.8、30㎜f2.8、60㎜f2.8で撮影しています。
このセットの魅力は何よりも安い値段で最高の画質を得ることができる事です。ただしF値2.8からとなっているので、背景をぼかしたい人にはあまりお勧めできません。風景を中心に撮影する人には今でもおすすめのセットです。
ソニー E 18-135mm F3.5-5.6 OSS +シグマF1.4単焦点シリーズ
予算を気にしなくて良いのであれば、(もしくは私が今から新たに購入するのであれば)選びたいのが、18-135㎜の便利ズームに加えてシグマのContemporaryシリーズであるF1.4単焦点レンズ(16㎜f1.4、30㎜f1.4、56㎜f1.4)を揃えていくことですね。
このズームレンズが一本あればほとんどの撮影シーンに対応できますし、それにF値がF1.4の単焦点レンズを組み合わせることでボケを活かした表現が可能となります。これで一気に表現の幅が広がりますね。
これを中心に超広角レンズや望遠レンズを追加してくと使いやすいシステムができあがりそうですね!
おすすめレビュー動画チャンネル
実際にそれぞれのレンズの画質を見比べて見たい人におすすめの動画チャンネル“Arthur R“です。ソニーのα6000シリーズに特化したレビューを行っているのが特徴で、様々なレンズの比較を見ることが出来ます。英語ですが、実際に比較画像が沢山掲載されていますので、違いを自分で確かめることが出来ますよ。
おわりに
繰り返しになってしまいますが、こうしてみるとα6000シリーズにも魅力的なレンズが随分増えましたね。私がニコンD750 を後から買った時は、ちょうどソニーはフルサイズのレンズばかり開発している時期でしたので、APS-Cカメラは見捨てられるのではないかとも思いましたが、そんなことがなくて良かったです。
今でも十分に魅力的なレンズはありますが、個人的にはシグマからタムロンからα6000シリーズ専用の標準ズームレンズが安価で出てくれないかなあ、と思っています。5万円以下で16-80㎜f4とか出してくれたらすぐにでも買いたいですね・・。