みなさん、こんにちは。
ニコンがミラーレスカメラであるZ7、Z6を発売してから約2年が経過しましたが、その後継機が2機種同時に発表されましたね。
その後継機のネーミングはそれぞれZ7Ⅱ、Z6Ⅱである事も明らかとなったわけですが、2年間でいったいどれだけ進化したのかさっそく見ていきましょう。
目次
画像処理エンジンがパワーアップ!さらにダブルスロット採用!
Z6 | Z6Ⅱ | Z7 | Z7Ⅱ | |
マウント | Zマウント | Zマウント | Zマウント | Zマウント |
センサー | 35.9×23.9mmサイズCMOSセンサー | 35.9×23.9mmサイズCMOSセンサー | 35.9×23.9mmサイズCMOSセンサー | 35.9×23.9mmサイズCMOSセンサー |
有効画素数 | 2450万画素 | 2450万画素 | 4575万画素 | 4575万画素 |
画像処理エンジン | EXPEED 6 | デュアルEXPEED 6 | EXPEED 6 | デュアルEXPEED 6 |
記録媒体 | XQDカード1枚 | CFexpressカード(Type B)、XQDカード、SDメモリーカード | XQDカード1枚 | CFexpressカード(Type B)、XQDカード、SDメモリーカード |
ボディ内手振れ補正 | イメージセンサーシフト方式5軸補正 | イメージセンサーシフト方式5軸補正 | イメージセンサーシフト方式5軸補正 | イメージセンサーシフト方式5軸補正 |
まずは新機種という事で、画像処理エンジンが新しくなりました。厳密に言えばこれまでの機種で搭載されていたExpeed6と変わりませんが、それを2台搭載してきました。その名もデュアルExpeed6!!
エンジンが二つになった事で、より処理速度があがり、それによって連射速度も両機種ともにアップしていますね!

イメージセンサーに関しては、従来の機種と全く同じものを採用しているみたいですね。なので、画質面での向上というのは今回は特になさそうですね。
ハード面での大きなパワーアップは、なんとこれまでのシングルスロットからダブルスロットに変わった所。これまでXQDカード一枚だけだったのに対して、CFexpressカードも選択可能になり、さらにSDカードにも保存できるようになったようです。
XQDカードは頑丈なので、一枚でも大丈夫という事でしたが、Z7発売時には、シングルスロットであることが大きく批判されてもいました。やはりこの辺はユーザーの要求に耳を傾けた形になっていますね。
まあ2枚あって困る事はないので、この変化は嬉しい事です。
ファインダーも進化
Z6 | Z6Ⅱ | Z7 | Z7Ⅱ | |
寸法 | 約134×100.5×67.5mm | 約134×100.5×69.5mm | 約134×100.5×67.5mm | 約134×100.5×69.5mm |
質量 | 約675g、約585g(本体のみ | 約705g、約615g(本体のみ) | 約675g、約585g(本体のみ | 約705g、約615g(本体のみ) |
画像モニター | チルト式3.2型TFT液晶モニター(タッチパネル)、約210万ドット | チルト式3.2型TFT液晶モニター(タッチパネル)、約210万ドット | チルト式3.2型TFT液晶モニター(タッチパネル)、約210万ドット | チルト式3.2型TFT液晶モニター(タッチパネル)、約210万ドット |
ファインダー | 電子ビューファインダー 約369万ドット |
電子ビューファインダー、0.5型 Quad-VGA OLED、約369万ドット | 電子ビューファインダー 約369万ドット |
電子ビューファインダー、0.5型 Quad-VGA OLED、約369万ドット |
ファインダー視野律 | 約100% | 約100% | 約100% | 約100% |
ファインダー倍率 | 0.8倍 | 約0.8倍 | 0.8倍 | 0.8倍 |
電池寿命 | ファインダーのみ使用時:約310コマ、画像モニターのみ使用時:約380コマ 動画撮影可能時間:約85分 |
セットアップメニュー[パワーセーブ(静止画モード)]が[有効]の場合:約450コマ 動画撮影可能時間:約100分 |
ファインダーのみ使用時:約310コマ、画像モニターのみ使用時:約380コマ 動画撮影可能時間:約85分 |
セットアップメニュー[パワーセーブ(静止画モード)]が[有効]の場合:約440コマ 動画撮影可能時間:約105分 |
気になる大きさですが、従来の機種と比べて、新機種は両機種共に少しだけ大きくなっています。具体的には厚みが2㎜程増していますね。これはおそらくダブルスロットにした影響ではないかと思います。
それに伴い重さも本体のみで30g増えています。
Z6とZ7はまったく同じボディの形をしていましたが、その関係性は新機種にも受け継がれているみたいですね。Z6ⅡもZ7Ⅱも重さも大きさも一緒の作りとなっています。
新たな変更点としてはファインダーのディスプレーに新たな有機ELパネルを採用した点ですね。画素数自体は約369万ドッドで変わりませんが、新たな有機ELパネルにより、収差がより少なく、さらに光学ファインダーに近づいているようです。

電池の寿命は設定によって細かく変わりますが、最大でZ6Ⅱが450枚、Z7Ⅱが440枚と従来の機種よりもアップしています。動画においてもZ6が最大で100分、そしてZ7Ⅱが105分となっています。どうしてZ7Ⅱが写真の枚数は少ないのに、動画が長く撮れるのかはちょっとわかりませんが、Z6ⅡとZ7Ⅱでは、この辺はまったく同じというわけではないようですね。
シャッター時間が900秒まで可能に!連射速度もアップ!
Z6 | Z6Ⅱ | Z7 | Z7Ⅱ | |
シャッター | 電子制御上下走行式フォーカルプレーンシャッター、電子先幕シャッター、電子シャッター | 電子制御上下走行式フォーカルプレーンシャッター、電子先幕シャッター、電子シャッター |
電子制御上下走行式フォーカルプレーンシャッター、電子先幕シャッター、電子シャッター | 電子制御上下走行式フォーカルプレーンシャッター、電子先幕シャッター、電子シャッター |
シャッター・スピード | 1/8000~30秒 | 1/8000~900秒 | 1/8000~30秒 | 1/8000~900秒 |
連射 | ・低速連続撮影:約1~5コマ/秒 ・高速連続撮影:約5.5コマ/秒 ・高速連続撮影(拡張):約12コマ/秒(14ビットRAW設定時:約9コマ/秒 |
・低速連続撮影:約1~5コマ/秒 ・高速連続撮影:約5.5コマ/秒 ・高速連続撮影(拡張):約14コマ/秒(14ビットRAW設定時:約10コマ/秒) |
・低速連続撮影:約1~5コマ/秒 ・高速連続撮影:約5.5コマ/秒(14ビットRAW設定時:約5コマ/秒) ・高速連続撮影(拡張):約9コマ/秒(14ビットRAW設定時:約8コマ/秒) |
・低速連続撮影:約1~5コマ/秒 ・高速連続撮影:約5.5コマ/秒(14ビットRAW設定時:約5コマ/秒) ・高速連続撮影(拡張):約10コマ/秒(14ビットRAW設定時:約9コマ/秒) |
これは良く長時間露光をする私にとっては非常に魅力的な改善点になりますが、シャッター時間が新機種では両方とも1/8000~900秒になりました。実はこれは最新一眼レフのD780で採用されていた機能なのですが、その後に発売されたZ5では搭載されませんでした。でも予想通り今回の新機種ではこの機能を搭載してくれました!!
観光客が沢山いるような場所でも、NDフィルターを使って長時間露光すると、観光客を消してしまう事も出来ます。これまではバルブ撮影をしていましたが、最初から設定できるのは便利ですね。
気になる連射ですが、画像処理エンジンがデュアルExpeed6にパワーアップした事で連射の枚数がさらに向上しましたね。メカシャッター時の連射枚数は5.5枚と変化はありませんが、電子シャッター時にはZ6Ⅱにおいて最大14枚、Z7Ⅱにおいては最大で9枚とパワーアップしています!
電源OFF時にオートフォーカス位置が記憶可能に!瞳AFも強化!
Z6 | Z6Ⅱ | Z7 | Z7Ⅱ | |
オートフォーカス方式 | ハイブリッドAF(位相差AF/コントラストAF) | ハイブリッドAF(位相差AF/コントラストAF) | ハイブリッドAF(位相差AF/コントラストAF) | ハイブリッドAF(位相差AF/コントラストAF) |
検出範囲 | -3.5*~ 19EV(ローライトAF 時:-6*~ 19EV) | -4.5~19 EV(ローライトAF時:-6~19 EV) | -2*~ 19EV(ローライトAF 時:-4 ~ 19EV) | -3~19 EV(ローライトAF時:-4~19 EV) |
フォーカスポイント | 273点 | 273点 | 493点 | 493点 |
ISO感度 | ISO 100~51200 | ISO 100~51200 | ISO 64~25600 | ISO 64~25600 |
では今度はオートフォーカス周辺を見ていきましょう。
ハード的な面では大きな変化はありませんが、ソフト的な面ではオートフォーカスも強化されているみたいです。
まずは電源をOFFにしてもフォーカスポイントが記憶可能になった点が新しいポイントとして挙げられますね。
これは従来の機種では電源を切るたびにフォーカスポイントが戻ってしまっていたましたが、そうならなくなったという事だと理解しました。星空撮影などで、明るいうちにピントを合わせて置き、そのまま電源を切って待つことも可能になりますね。
とは言ってもまあ実際こういう使い方が現場でできるかどうかはちょっと疑問ですが、場合によっては撮影の幅が広がりそうです。
また動物の瞳を検出する瞳AFもパワーアップされていますね。動きのある被写体に安定したピント合わせができる、「ワイドエリアAF」にも対応しているみたいです。ミラーレスはだんだん動き物にも対応してきている感じですね。
動画性能では大きな向上はなし
Z6 | Z6Ⅱ | Z7 | Z7Ⅱ | |
動画フレームレート | 3840×2160(4K UHD):30p/25p/24p ・1920×1080:120p/100p/60p/ 50p/30p/25p/24p ・1920×1080スロー: 30p(4倍)/25p(4倍)/24p(5倍) |
・3840×2160(4K UHD): /30p/25p/24p |
3840×2160(4K UHD):30p/25p/24p ・1920×1080:120p/100p/60p/ 50p/30p/25p/24p ・1920×1080スロー: 30p(4倍)/25p(4倍)/24p(5倍) |
・3840×2160(4K UHD):60p/50p/30p/25p/24p 120p/100p/60p/50p /30p/25p/24p |
ファイル形式 | MOV、MP4 | MOV、MP4 | MOV、MP4 | MOV、MP4 |
録音装置 | 内蔵ステレオマイク、外部マイク使用可能、マイク感度設定可能、アッテネーター機能 | 内蔵ステレオマイク、外部マイク使用可能、マイク感度設定可能、アッテネーター機能 |
内蔵ステレオマイク、外部マイク使用可能、マイク感度設定可能、アッテネーター機能 | 内蔵ステレオマイク、外部マイク使用可能、マイク感度設定可能、アッテネーター機能 |
最長記録時間 | 29分59秒 | 29分59秒 | 29分59秒 | 29分59秒 |
その他の機能 | タイムラプス動画、電子手ブレ補正、タイムコード、動画Log(N-Log)出力 | タイムラプス動画、電子手ブレ補正、タイムコード、動画Log(N-Log)出力、HDR(HLG)動画出力 | タイムラプス動画、電子手ブレ補正、タイムコード、動画Log(N-Log)出力 | タイムラプス動画、電子手ブレ補正、タイムコード、動画Log(N-Log)出力、HDR(HLG)動画出力 |
動画機能の面では、新機種の使用を見る限りでは旧機種からの大きな向上点はないように見えますが、両モデルとも10bitHDMI出力時にHDR動画出力に対応しています。それからNlog/HLGでは非対応となってしまいますが、8bitでの出力では4K UHD/60p記録にも対応しているみたいです。
個人的に残念なのが、動画の撮影時間にいまだに30分の制限が設けられている事。30分も連続して撮影する人なんていないと思っているのかもしれないのですが、コンサートや音楽の録画においては、連続して録画したい場面もありますから、これはいい加減なくしてほしいですね。
30分の制限がかかっていたのは、30分以上だとビデオカメラ扱いになって輸出の関税がかかるためでしたが、すでにヨーロッパではこの関税は撤廃になっています。それ以降ソニーのα6400など他メーカーではこの30分制限のない機種をいくつも発表していますね。
動画面が強化されたのは嬉しいですが、こういう所で他メーカーと差を埋めないのは残念です。動画を主に撮りたい人だったらニコンではなくてソニーやシグマのFpなど他のメーカーに行ってしまうように思えますね・・・。ニコンのZマウントは良いレンズがあるのに残念です。
Z6Ⅱ、Z7Ⅱの外観チェック!
では外観をチェックしていきましょう!
まずZ6Ⅱ、Z7Ⅱの外観ですが、これは機種を表す文字以外はどちらも全く同じです。なので、どちらもまとめてみていきましょう!
まずZ6、Z7からの変更点ですが、すでに触れた通り、ダブルカードスロットに対応しました。

これによってボディの厚みが2㎜ほど増えて重量も増えましたが、許容範囲でしょう。

ボディ正面ですが、右下に機種の名称が入っていなければ、旧機種も新機種もまったく見分けがつきませんね。これは操作性が一緒という事なので、いったん慣れたニコンユーザーにとっては、新しさはないものの良い点でしょう。

真上から見た様子。こちらも変更点はありませんが、右側上部にはサブディスプレイが装備されています。

背面もこれまでの機種とまったく同じボタン配置となっています。

大きな変更点は縦型グリップに対応した点ですね。Z6、Z7の縦型グリップは単なるバッテリーグリップで、あくまで電池寿命の拡張でしかありませんでしたが、今回の縦型グリップにはシャッターボタンやダイヤルが搭載されていますので、縦型撮影を多用する人にとっては嬉しい改善点ですね。この辺も前回の批判にうまく対応したと言えるでしょう。
一眼レフから乗り換える時期がついにやってきたか‥?
2年前にZ6とZ7が発売された時、一眼レフカメラから乗り換えるべきかどうかを悩んだユーザーも沢山いると思います。私自身もキャッシュバックキャンペーン中だったという事もあり、Z6の購入をかなり真剣に悩みました。
しかし画質面では私が使用しているD750からはそれほど大きな向上はないだろう、という事で購入を見送りました。
実際の所、D750と今回発表されたZ6Ⅱを比べてみても、写真が大きく変わるという可能性はそれほどないと思います。(もちろんD750から高画素機であるZ7やZ7Ⅱに買い替えれば変化はあるでしょう)
しかしZシリーズに続々登場するZマウントのレンズは正直大きな魅力です。新しいレンズはとにかく周辺部を含めて画質が向上しており、小型のキットレンズでさえ写りが良いと評判。Zシリーズのレンズに変える事で写真がさらに良くなる可能性は十分にありますね。そこが一番のポイントです。広角レンズもミラーレスの特性を生かして小型なものが作れます。これは登山やハイキングでもありがたい変更点です。
今使っている一眼レフの調子が悪くなってきたらいずれ新しいカメラに買い替える必要が出てくるわけですが、今回のアップデートを見た感じでは、ミラーレスカメラに乗り換える時期がついにやってきたか、と感じさせてくれるものとなっています。
スポーツや動物など動き物を撮影する人、もしくは高価なFマウントレンズを何本も所有しているのであれば別ですが、そうでなければ、Zシリーズのカメラを買わない理由は特に見つかりません!!
もちろんまだまだ使える一眼レフを売ってまで新しい機材に変える必要があるかどうかまでは分かります。私自身はまだしばらくはD750を使い続けると思いますが、あと1,2年経って買い替えのタイミングが来たときに、ちょうど今回発売されたカメラの値段が落ち着いていたら嬉しいですね。
Z7Ⅱ、Z6Ⅱの違いは?
さてこれまで、旧機種と新機種の比較ばかりを話してきましたが、新機種同士の違いにも触れておきたいと思います。
一方Z6Ⅱは画素数を抑えたことで、より高感度に強くなっています。またオートフォーカスの検出範囲もZ7Ⅱよりも広くなっており、かなり暗い所でもオートフォーカスが合うようになっています。これは暗い場所で夜景を撮影する人にとっては大きなプラスポイントですね。また連射ではZ7Ⅱを大きく上回っており、最大で14枚/秒写真が撮れるのも大きな強みです。
画素数を抑えた事(と言っても約2400万画素は十分)で、画像編集や管理時における負担がそれほど大きくなく、値段もZ7Ⅱと比べて大分安い事も長所となると思います。
もちろん、画素数が少ないので、状況に応じては印刷クオリティーではZ7Ⅱ大きく劣ることになります。
シングルスロットや縦グリップにこだわらなければ旧機種もおすすめ!
今回新たに発表された2機種は、従来の機種よりも値段が高めに設定されていますね。もし今が丁度カメラの買い替え時期なのであれば、予算が許すのであれば新機種を購入した方が良いと思いますが、だからと言って旧機種の性能が落ちるわけではありません。
特にZ6は最近発売されたベーシックモデルのZ5とあんまり値段差がありませんので、安いものが市場にあるうちに買ってしまうのも悪い選択ではないと思います。今が丁度値段が落ち着いていますからね。
おわりに:
それでは、最後にもう一度新機種で進化した点をまとめてみましょう!
- 画像処理エンジンパワーアップで連射速度と画像処理能力がアップ!
- シングルスロットからダブルスロットに対応!
- 電子ビューファインダーの有機ELディスプレイが進化!より見やすく!
- 縦グリップに対応!!
- 電源OFF時にフォーカスポイントを記憶!瞳AFも強化!
- シャッタースピードが1/8000~900秒にアップ!
- オートフォーカスの検出範囲が向上(Z6Ⅱは-4.5~、Z7Ⅱは-3から)!
- HDR動画出力に対応!
今回のアップデートは、それほどド派手なアップデートではありませんでしたが、かゆい所にうまく手が届いたようなアップデートとなりましたね。
ダブルスロット搭載、縦グリップ対応は大きな向上点でしょうし、ユーザーの声をうまく取り入れた結果だと思います。
新機種にともなるキャッシュバックキャンペーンにも多いに期待したいところですが、私は後1、2年で今持っているニコンD750の買い替え時が来たら、この2機種は真剣に検討したいと思います。
Z7Ⅱの最大の特徴は高画素機である事。画素数が多いのでより高解像な写真を撮影できますし、これは写真をより高いクオリティーで印刷したい人には重要な点ですね。それから画素数が多いので、撮影した後でトリミングしても十分に画素数が残っているのは大きな利点となりそうです。
ただその分画像データが大きくなりますから、それに伴い保存するハードディスクの容量も必要ですし、画像を編集するパソコンにもそれなりのスペックが求められてきます。もちろん必要ないときは画素数を下げるという選択も可能です。