【夜景撮影】ブルーアワーでの撮影を極める②!!三脚の使い方と機材準備編!

前回の記事ではブルアワーについてざっと話しましたが、今回はその続きです。

私がブルーアワーに良く撮影する理由は、前もって計画が立てやすい事が一つです。撮りたい景色、そして撮るべき時間は前もって決まっていますので準備さえしっかりしておけば、それほど失敗しないで写真を撮る事が出来ます。(それでも渋滞でギリギリ撮影現場に到着することは良くありますが・・。)

この計画になれてしまうと、ブルーアワーに撮影するのはある意味楽です。1時間かけて撮影現場まで行き、そこで30分写真を撮って帰ってくる、という撮影スタイルが最近ではルーティーン化しつつあります。

では早速その準備について話しましょう!

ブルーアワー撮影に必要な道具!

ブルーアワーの時間帯はもう太陽は完全に沈んでしまっていますから、自然と露光時間(シャッター速度)が長くなります。最近のカメラではISO感度を挙げれば手持ちでの撮影も可能ですが、ノイズの少ないきれいな写真を撮りたければ手持ちでの撮影は避けたいところです。

幸い撮影の対象は自然や街並みなど動かない物であることが多いですから、長時間露光が可能となります。

三脚とその使い方!

そこで最も重要な道具が三脚です。三脚を使う事で手振れやノイズの心配をすることなく撮影することが出来ます。

そこで重要なのはカメラとレンズを合わせた重さに対して十分安定感のある三脚を使用する事です。私はマンフロットの055の三脚とBeefreeアドバンスの二つの三脚を使用しています。どちらも耐荷重は8キロとなっており、NikonD750+Tamron15-30のセット(約2キロ)でも問題ありませんが、055の方が足が太く安定感があるために055を使用する事が多いです。

風の影響を考慮した三脚選び!

普段あんまり考える事はないかもしれませんが、シャッター時間が長くなればなるほど、風の影響を受ける可能性も高まります。特に橋の上などから撮影するとその撮影場所だけやたらと風が強いという事が良くあります。なのでその分を考慮し、より安定感のある三脚を準備する、もしくはストーンバックで三脚を安定させる必要は考慮したほうが良いです。

センターポールはできるだけ伸ばさない。

自分の目の高さから撮影しようと思うと、三脚によっては中央のセンターポールを伸ばす必要が出てきます。しかしセンターポールを伸ばすとその分ブレのリスクも高まります。一番良いのはセンターボールを伸ばさない事なので、このことは頭の隅に入れておくと良いと思います。

カメラストラップは取り外したほうが良い。

それから三脚撮影でさらに重要なポイントとして、ストラップの取り外しがあります。せっかく三脚にセットしてもストラップが風に靡いてしまうと、写真がブレてしまうためです。

私はピークデザインのアンカーシステムを用いたストラップを使用していますのですぐに取り外しができますが、取り外しが難しい場合は、ストラップを結んだり三脚の足に巻き付けたりして、風の影響を少しでも受けないようにすると良いと思います。

場所によっては三脚の代わりになるものも用意(オプション)!

撮影する場所によっては三脚を使用できない場所もあります。そういう時はビーズ入りクッションなどを利用すると、その上にカメラを設置して長時間露光する事が可能です。幸い私はまだそれが必要な場面に出くわした事はありませんが、一度そういう可能性を頭に入れておくことで、万が一の場合何か似たようなアイデアで対処できるかもしれません。

またゴリラポット三脚を一つカバンの中に入れておくのも良いかもしれませんね。近場にある手すりなどに巻き付けて少ないスペースにセッティングする事が可能です。

Sony a6000+Sigma 60mm f2.8:ゴリラポット三脚使用例

また三脚やクッションなどもない時は、とにかく身の回りで利用できそうなものを利用するのが良いですね。私は手すりの上にカメラを置いて長時間露光した事はあります。三脚で撮影する程良い写真は撮れませんでしたが、手持ちよりはずっと良い写真が撮れましたよ!

その時はカメラが落ちてしまわないように細心の注意を払いましょう!

また地面や不安定な手すりの上にカメラを置いたときに、角度を変えたり固定したりできるようにシリコンの耳栓をカメラバックの中に入れています。

あんまり役に立つことはないかもしれませんが、シリコンの耳栓があるといざという時にカメラを多少は固定できるかもしれません・・。

ケーブルレリーズ

せっかく三脚を用意してもシャッターを押した勢いでブレてしまう事があります。それを防いでくれるのがケーブルレリーズです。なのでケーブルレリーズはぜひとも用意したいアイテムですね。

ただケーブルレリーズがなくても心配する事はありません。カメラのシャッターをセルフタイマー5秒から10秒に設定しておけば、シャッターボタンを押してからシャッターを切るまでに三脚とカメラの揺れが十分に抑えることが出来ます。

私はケーブルレリーズももっていますが、最近ではもっぱらセルフタイマーを使う事が多いですね。

ただし30秒以上露光したい場合(バルブ撮影)は、シャッターボタンをずっと押しっぱなしにする必要がありますので、ケーブルレリーズは必須です!

失敗談
私が長時間露光する時は、一枚ごとに露光時間を変えて撮る事が多いのですが、カメラをいじってシャッター速度を変えたとほぼ同時にケーブルレリーズのシャッターボタンを押して手ブレ写真を量産した事があります。設定を変えるためにカメラに触った直後はまだ三脚とカメラが安定していませんから、ケーブルレリーズを着けていても一呼吸おいてからシャッターボタンを押しましょう!

懐中電灯、ヘッドライト

ブルーアワーの時間帯はまだ薄暗い程度ですが、それでもカメラのボタンが見えないぐらい暗くなることも多いです。

そんな時に一つあると便利なのが懐中電灯ヘッドライトです。最近は小型のLEDライトが手に入りますが、カメラのボタンが見えなくなった時に手元を照らす事が出来ます。

またオートフォーカスがまったく合わなくなったときに、被写体を懐中電灯で照らしてコントラストを作る事でオートフォーカスを合わせる事も出来ます。もちろんそのためにはある程度光の強いものを選択する必要があります。

それから懐中電灯は帰り道が暗い時にも役に立ちますね!

マスキングテープ

マスキングテープのカメラバックの中に一つ入れておくと便利です。一度ピントを合わせた後で、フォーカスリングが動かないように固定したり、ファインダーから光が入ってこないように、ファインダーに張り付けることが出来ます。ちなみ私は鴨居のマスキングテープを愛用しています。

おわりに

今回はブルーアワーの撮影(夜景撮影)に必要な機材と、三脚の使い方に焦点を当てた話を書いてみました。道具が増えれば増える程準備が大変になるのは仕方ないですね。私は複数のカメラバックを使い分けているのですが、その度、レリーズや懐中電灯をどのバックしまったのか分からなくなってしまします・・。結局見つからなくてセルフタイマーでしのいだり、マスキングテープを忘れたりすることはしょっちゅうあります。これは今後の課題ですね・・。