「タンポポの綿毛としずく」の写真撮影に挑戦②しずくの作り方などを紹介!!

こんにちは!前回こちらの記事において、初めて「たんぽぽの綿毛としずく」の写真撮影に挑戦しましたが、早速その反省点と課題を踏まえて2回目にチャレンジしてみましたので、その様子を紹介したいと思います!!

今回の撮影に用意した物!

まずは今回の撮影に用意した物を見ていきましょう!用意した物はこの間とほとんど同じになります。

撮影に用意した物
  1. タンポポの綿毛
  2. シリコン製の耳栓
  3. クリップアーム
  4. ピンセット
  5. 注射器(水滴作り用)
  6. 霧吹き(水滴作り用)
  7. 万年筆のインク
  8. パソコンのモニター(背景用)
  9. LEDデスクライト
  10. カメラ3点セット(カメラ+レンズ+三脚)

まずは庭で摘んできたタンポポの綿毛になります。そのタンポポの綿毛を一本一本植え込む土台として、シリコンの耳栓を、それからそれを固定するためのはんだ付けクリップアームも用意しました。タンポポを植え込む作業はピンセットを使って行いました。

それからしずくをつくるために霧吹きと注射器を、そしてしずくに色をつけるために万年筆のインクを用意しました。

あとは背景用としてパソコンのモニター(モニターに表示した画像を背景として利用)、照明としてLEDのデスクライトを用意しました。

最後はいつものカメラ3点セットです。私は今回も今回もニコンのD750 +Micro Nikkor 105mm f2.8Gで撮影に臨みました!

セッティングと準備編

今回のセッティングは以下の図のようにしてみました。

テーブルの上にクリップアームにセットした綿毛を設置し、その前にカメラ、そしてその後ろに証明としてLEDのデスクライトを配置するだけです。前回は背景用に黒いアクリル板を使用しましたが、今回はパソコンのモニターに画像を表示させて背景として使用する事にしました!

準備①色のついた水を作る。

まずはしずくを作るために色のついた水を用意します。小さな霧吹きに水を入れて、そこに万年筆用のインクを少し入れて完成です。これ以外にもインクを入れていない無色バージョンも用意しました。

準備②綿毛の準備

撮影をスムーズに行うために、あらかじめ上の写真のように綿毛をシリコンの土台にセッティングしておきました。

このようにピンセットで綿毛を挟んでシリコンの土台に植えこんでいきます。綿毛の本数、植え方は自分の好みのアレンジで良いと思います。私は何度も試した結果最終的には12本ぐらい植える事にしました。ちなみに土台は別にシリコンではなく粘土などでも代用できると思いますよ!

こんな感じで一本ずつ植えていきます!

写真を撮るときに誤ってカメラを綿毛にぶつけてしまいました・・。すぐに折れてしまうので扱いには十分に気を付けましょう!!

後はシリコンをクリップアームで挟んでセッティングは完成です!ちなみにこの写真は前回の時に撮影したので背景が黒くなっていますが、今回はパソコンのモニターを背景に用意してあります。

準備③背景画像を用意する。

今回は背景にパソコンのモニターに表示した画像を使用する事にしたので、あらかじめ何枚か画像を用意しておきました。

背景を一色ではなくてグラデーションのあるものにしたかったので、上のような感じの画像を何枚も試しました。綿毛を撮影すると、背景はどっちにしろ大きくボケますので、細かいデザインは気にしなくて大丈夫ですよ!

では撮影に!!

一回目の撮影

では早速撮影に移ります。まずはシリコンに綿毛を7本植えこんだもので撮影してみます。そして早速透明の水を霧吹きでかけてみます。

感じとしては悪くないですね。では今度はこれにさらにインク水を霧吹きで追加してみます。

インク水にするとこんな感じになります。なかなか良い感じですね。幸先の良いスタートに期待が高まります!

さらに思い切って霧吹きでインク水を追加していきます。しずくは増えましたが、ぼけているところがあんまりきれいではありませんね・・・綿毛の形も崩れてきましたので、一回目はこれにて終了する事にします!

2回目の撮影

2回目は綿毛の数を9本に増やしてみました。結構ボリューム感が増えて良い感じですね。早速これにインク水を入れた霧吹きをかけてしずくを作っていきます!

霧吹きでしずくを作っていきますが、中々思ったような形のしずくを作る事が出来ません。まあそれは霧吹きを使っているので仕方がないですね。ちょっと構図を変えたりしていろいろと試行錯誤してみます。

時間が経ったらしずくか中央に集まってきて上のような写真になりました。しかし時間がたったために綿毛のボリューム感が失われてしまっています・・。この時点で、綿毛に水をかけると、綿毛が徐々に閉じてくるという事に気が付きました。

今回は綿毛の数を増やしましたが、奥行きが出来たことで、絞りを絞っても全体にピントを合わせることが出来ません。なので、どの水滴にピントを合わせるのか、その選択が難しくなるという事に気が付きました。インク水を使ったことで、場合によってはぼけたしずくが汚くなってしまう事もあります。

3回目の撮影

3回目の撮影です。今度はさらに綿毛を増やしてみました。それから綿毛の間隔を狭くして植え込んでみました。かなりボリュームがでて良い感じですね。

インク水をつかったしずくだと、ちょっとうるさい感じになってしまったので、無色のしずくで撮影してみます。中央の綿毛にできたしずくにピントを合わせます。

しかしどのしずくにピントを合わせるのか、これを選択するのも結構簡単ではありません。霧吹きでしずくを作ることの欠点は、思った場所に良いしずくを作る事ができないという事ですね。悩んだ末、再び注射器でしずくを作る事を思いつきます。

綿毛の中央にしずくを注射器で乗せるのは難しかったので、前回はさっさと諦めて霧吹きに移ったのですが、注射器でも中央にしずくを乗せる事に成功しました!中央のしずくにピントを合わせて一枚撮影してみます!これだとしずくが主題となりますね。

これならインク水でやった方が面白いかもしれないと思い、さっき作ったしずくをティッシュで吸い取り、そこにインク水を注射器で垂らしてしずくを作ります!そしてできたのが上の写真です。エメラルドグリーンのしずくを主題とした写真が完成しました。

これはこれで悪くないですが、すでに水分を吸った綿毛が大分閉じてしまったのでまた別な綿毛の山を作って撮影する事にします。

4回目の撮影(完成)

新しく綿毛の山を作って中央の綿毛にしずくを垂らして完成です!ピントはしずくに合わせてあります。ちょっとふんわり感を出すためにF値を8にしてボケを大きくしてみました。マクロレンズで接写していますのでF8でもかなりボケます。この後絞りをいろいろ変えて撮影しましたが、F値は8から11ぐらいが気に入りました。

この他背景の色も紫や緑、黄色などいろいろ変えてみましたが、エメラルドグリーンのしずくとはこの背景が一番マッチしました。背景をピンクや紫にするなら紫のしずくなんかが合いそうですね。今度は数種類のインク水を用意して、色を変えた組み写真を作ってみようと思います。

しずくの作り方!

霧吹きを使う場合

霧吹きを使ったしずく作りにおいては、まず霧吹きを使う前に、綿毛の山をクリップアームにセッティングして、カメラのライブビューで構図を作っておくことが重要となります。

霧吹きで作ったしずくは重力で時間と共にどんどん下に流れてしまいます。霧吹きを使用してから構図を作ると、構図が決まった時にはしずくが無くなってしまうという事があるんですね。なので先に構図を作って、クリップアームの位置を鉛筆なんかでマーキングしておきます。

マーキングしたら、クリップアームの角度を変えないように気を付けながら洗面所に移動して霧吹きをかけます。しずくができたら、元の位置にクリップアームを戻すだけです。ピントの微調整ぐらいですぐに撮影に移る事が出来ます!

しずくを作る時は霧吹きをできるだけ綿毛から離した所から吹きかけるようにしましょう!近すぎると霧吹きの勢いで綿毛の形が崩れてしまうからです!またこの時クリップアームを逆さまにしておいた方が綿毛が崩れにくいです。

大きなしずくを作るにはそれだけ沢山の水を霧吹きでかける必要があります。ただやりすぎると綿毛がきれいではなくなってしまうのでバランスが難しい所ですね。

霧吹きを使う場合の注意点
  1. 霧吹きをかける前に綿毛をセットして構図を決めておく!
  2. クリップアームを逆さまにして霧吹きをかける!
  3. 綿毛との距離を十分にとって霧吹きをかける!
  4. 霧吹きをかける量(回数)を増やすと大きなしずくができる!

注射器を使う場合

注射器を使う最大のメリットは自分の意図したところにしずくを作る事ができるという点です。その代わり、霧吹きを使用した時のように小さな水滴ぶら下がったしずくを作るのは難しいとう欠点もあります。

注射器を使う場合は、針の先端が尖った医療用の注射器を使用しましょう。そうする事でより小さなしずくを作る事ができます。また針は細ければ細い方がより小さなしずくを作る事が出来ると思います。

少しずつ針の先から出てくるしずくを大きくしていき、しずくが針から垂れる前に綿毛の中央に乗せていきます。この状態で針を少し動かすと、うまく針からしずくが離れてくれます。イメージとしては綿毛にしずくが引っ張られるような感じですね。うまく針からしずくが離れるまで辛抱強くチャレンジする事が大事です!!

おわりに

今回は「たんぽぽの綿毛としずく」の2回目のチャレンジとなりましたが、前回よりは良い写真を撮る事ができたと思います。

綿毛を増やせば増やすほど、どこにピントを合わせるのかが難しくなってきますね。今回はしずくを一つだけ作ってそれを主題としましたが、この他にもう少し小さなしずくを2,3個追加すると副題として使うこともできそうですね。そう考えると右下と左端の綿毛に2滴ぐらいしずくを追加したほうが良かったように思えてきました・・。まあその辺は次回の課題にしたいと思います!