広角レンズで撮影!傾いてしまった建物(広角特融の歪み)を簡単に修正する方法!【Lightroom】

こんにちは。

広角レンズで撮影すると、広い範囲を写すことが出来ますが、広角レンズ特有のパースがついてしまい建物が傾いてしまうので、撮影する時はいつもその事を頭の隅に入れながら撮影しています。

カメラをきちんと水平にして撮影するなど、少し気を付けることで歪みを減らすことはできますが、それでも完全に歪みを無くすことはできません。

でもそんな歪み(傾き)もライトルームのある機能を使えば簡単に修正可能です。今回はその修正の仕方を紹介します!

まずは広角レンズで撮影した写真を見てみましょう!

まずは上の写真をご覧ください。これはドイツのエッセンという街にある炭鉱(世界遺産)を撮影したものですが、27㎜とやや広角で撮影してみました。

三脚に立ててしっかり構図を作って撮影しましたが、左右の建物が中央に向かって傾いていますね。これが広角特融の歪みです。上の写真では現像時に色味や明るさは調整してありますが、それ以外はまだ手付かずの状態です。

シティー・スケープを撮影する事が多い私ですが、このような歪み(傾き)がだんだん気になるようになってしまいました。実際に見ている建物は決してこんな風に傾いてはいないからです。

しかし広角レンズで撮影するとこのような歪みは避けられません。なのでここでライトルームの出番です。

とある機能を使う事でこの傾きが簡単に修正できるのです!

LightroomのUpright機能で修正する!

ライトルームの画面右に表示されるスペースを下の方にスクロールするとUprightという項目が見つかります。

今回はこの項目を使って建物の傾きを修正していきますが、まずはためしに垂直方向というバーをプラスの方に動かしてみましょう。

すると最初の写真よりもさらに傾きが強調されてしまいました・・。どうやら間違った方向に動かしてしまったようですね。今度は逆にマイナス方向に動かしてみます。

ためしにマイナス方向に動かしてみると・・・

今度は建物が外側に向かって傾きました。

このようにライトルームのUpright機能を使う事で建物の傾きを修正することが出来るんです!。

では早速実際に修正する過程を見ていきましょう!

①Uprightの自動機能を使って修正する!

まず私が一番最初に試すのが、この自動ボタンを押して修正する方法です。自分でバーを動かして修正する必要がなく、ライトルームが勝手にやってくれる機能なので本当に便利ですよ!。

ためしにこの自動ボタンを押してみましょう!ちなみに切り抜きを制限にチェックを入れておくと、はみ出た部分などを自動でトリミングしてくれます。

ボタン一発で傾きが一発で修正されました。これで良さそうなので、Uprightでの修正はこれで終わりとします!本当に簡単です。その後も現像で明るさなどに手を加えて完成したのが以下の写真です。

②Upright機能の自動修正後にマニュアルで補正する。

こちらもエッセンの世界遺産である炭鉱を撮影したものです。20㎜で撮影しましたが、こちらも広角特融の歪みで建物が傾いていますね。さらに中心もずれています。これを今から修正していきましょう。

手順①自動ボタンで修正

まずUprightの自動ボタンを押して修正してみました。傾きが修正されたかのように見えますが、逆に外側に広がっていて不自然になっていますね・・。さらに切り抜きを制限にチェックを入れ忘れたので、右下に変な余白が出来てしまいました・・。

手順②切り抜き制限にチェックを入れる

切り抜き制限にチェックを入れたので画像が自動でトリミングされました。

しかし今回は自動ボタンを押して修正しても、あんまりうまく行きませんでしたので、ここからマニュアルで調整していきます。

手順③Xオフセットのバーを動かして中央を合わせる

まずはこの写真は中心がずれているのでXオフセットというバーを動かして真ん中の建物が中央に来るように修正します。

すると上の写真のように中央を揃えることができるようになりました。ちなみに切り抜きを制限にチェックを入れていないと、左右のどちらかに動かした分だけ反対の方向に白い隙間が出来てしまいますので、チェックを入れておきましょう。(すでに手順②でチェック入れてあるので問題なし。)

④垂直方向のバーを傾きがなくなるまで動かして微調整!

後は垂直方向のバーを動かして微調整していきます。微調整した結果、傾きがなくなってだいたい真っ直ぐになりましたね。

あとはこの現像の段階でホワイトバランスや色味を少しかえて完成です。

今回は垂直方向のバーを動かすだけで済みましたが、被写体によっては水平方向のバーを動かして微調整する場合もあります。

最初にきちんと取っておけば修正する作業は少なくて済む!

今回は二つ目の例で中心がずれた写真を取り上げてみましたが、これが最初からしっかり撮影されていれば、修正する手間も少なくて済みます。上の写真のように中心がずれてしまうと、左右の建物の傾き具合が違ってしまうので、場合によっては修復が困難になる場合もあります。

なのでこうした作業を減らすためにも、最初に撮影する段階でなるべくしっかり撮影ておくことが大事ですね!

おわりに

今回はライトルームのUpright機能を使って、広角レンズ特有の歪みを修正する方法を紹介しました。私は広角レンズで撮影した写真は、だいたいこの機能を使って微調整していますが、調整しても不自然さが残った写真になる場合もあるので、その匙加減が難しい所でもありますね。あくまで微調整にとどめておくのが良いかもしれません。

またエッセンの世界遺産を撮影した時の記事もありますのでぜひご覧ください!